今日のTLT学習 遺伝（中３理科）
問題
メンデルは，エンドウの種子の形のほかに，子葉の色やさやの色についても調べた。表は遺伝のようすを種子の形で調べた実験と同じ方法で得た，孫の各形質の出現数である。問いに答えよ。
| 子葉の色 | さやの色 |
| 黄色〔6022〕 緑色〔2001〕 |
黄色〔ア〕 緑色〔428 〕 |
（１） 子葉の色では，優性形質と考えられるのは，黄色と緑色のどちらか。
（２） さやの色では，黄色が劣性形質となる。アの数はどれくらいか。１～４から選べ。
１．１００ ２．１４０ ３．４００ ４．１２００
（３） 子の代では，さやの色は何色か。
（４） 緑色のさやをつくる遺伝子をＡ，黄色のさやをつくる遺伝子をａとする。
１． 孫のうち，黄色のさやのあるものの遺伝子を答えよ。
２． 孫のうち，緑色のさやのあるものの遺伝子を２つ答えよ。
解答
（１）黄色
※黄色：緑色≒３：１ となっているから，黄色が優性形質。
（２）２
※黄色が劣性だから，黄色：緑色＝１：３ である。４２８の３分の１だから，およそ１４０となる。
（３）緑色
※さやの色では，緑色が優性。子には優性形質が現れる。
（４）
１．ａａ
※黄色は劣性であるから，ａａ
２．ＡＡとＡａ
※緑は優性であり，孫ではＡＡとＡａの場合がある。
子葉の色では黄色が優性，さやの色では緑色が優性だね。問題をしっかりとらえよう。
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当記事は、ＴＬＴソフトに収録されている問題、解説の一部を加工し掲載したものです。
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