今日のTLT学習 エジプト文明・メソポタミア文明(中学歴史)
問題
紀元前3000年ごろからナイル川流域の( )で文明が栄え,国王のためにピラミッドとよばれる墓がつくられた。また,天文学が発達して( )暦がつくられた。( )(絵文字)も発明された。
一方,同じころからチグリス川とユーフラテス川流域の( )でも文明が栄え,( )文字や六十進法が発明された。月の満ち欠けを利用した( )暦が使用された。バビロニアでは( )法典がさだめられた。
エジプトとメソポタミアをふくむ地域はオリエントとよばれ,ここから(鉄器/銅器)や文字などが広まっていった。
解答
エジプト
※紀元前6000年ごろからエジプト流域で農耕文化がおこり,紀元前3000年ごろに統一国家ができました。その統一国家の文明です。
太陽
※現在使用している太陽暦のもとになっているものです。1年を 365日とする暦もつくられています。
象形文字
※「象形文字」は, ものの形をかたどった文字です。エジプトの象形文字は, とくにヒエログリフとか,神聖文字とかよばれます。
メソポタミア
※メソポタミアは,ギリシャ語でメソ(間),ポタモス(川)から出たことばで,二つの川の間の土地といった意味です。二つの川とは,もちろん,チグリス川,ユーフラテス川のことですね。
くさび形
※「くさび(楔)」とは「木や石の間に打ちこんで割ったりするためのV字形の木片や金属片のこと」です。「くさび形(がた)文字」は,くさびの形の組み合わせで意味をあらわした文字です。
太陰
※太陰暦は,月の満ち欠けをもとにした暦です。メソポタミアでは,1週間を7日にすることも考えられていました。
ハンムラビ
※ハンムラビ法典は,メソポタミアを統一したバビロニアの王ハンムラビがつくった法律です。バビロニアの王ハンムラビは,ハムラビやハンムラピと表記している教科書もあります。ハンムラビ(法典)=ハムラビ(法典)=ハンムラピ(法典)です。
鉄器
※「オリエント」とは,ヨーロッパの方から見て「太陽ののぼるところ」という意味です。鉄器が発明されています。
旧石器(打製石器) → 新石器(磨製石器) → 青銅器 → 鉄器
のように,道具の発達にともなって人類の文化は進歩していきました。アルファベットのもとになった文字もこのオリエントで発明されています。
解説
◇エジプト文明・メソポタミア文明◇
紀元前3000年ごろからナイル川流域のエジプトで文明が栄え,国王のためにピラミッドとよばれる墓がつくられた。また,天文学が発達して太陽暦がつくられた。象形(しょうけい)文字(絵文字)も発明された。
一方,同じころからチグリス川とユーフラテス川流域のメソポタミアでも文明が栄え,くさび形文字や六十進法が発明された。月の満ち欠けを利用した太陰暦が使用された。バビロニアではハンムラビ法典がさだめられた。
エジプトとメソポタミアをふくむ地域はオリエントとよばれ,ここから鉄器や文字などが広まっていった。
※象形文字=絵文字。エジプトの象形文字はヒエログリフ,神聖文字とよばれる。
※ハンムラビ法典=紀元前1800年ごろ, バビロニアの王ハンムラビがさだめた法律。
「もしある者が貴族の目を傷つけた場合は, かれの目は傷つけられねばならない」のように, 復しゅう法で有名。
※オリエント=ヨーロッパ側から見て,「太陽ののぼるところ」の意味。エジプト文明とメソポタミア文明がまじりあい,オリエント文明とよばれる。
※鉄器や文字=オリエントで発明された鉄器は,各地に広がって武器や農具に使われ,生活を大きく変化させた。またフェニキアという国では,現在のアルファベットのもとになったフェニキア文字が発明された。
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