今日のTLT学習 時差と標準時（中学日本地理）
問題
（１）
地球は24時間で１回転するため，経度差（ ）度ごとに１時間のずれが生じる。
（２）
世界の各国では，一定の経度（経線）を（ ）時としているが，２地点間のこのずれを（ ）といい，これを求めるには，経度差÷（１５／２４）で求める。
（３）
日本は東経（ ）度を標準時としているが，０度を標準時とするイギリスとは（ ）時間の時差が生じることになる。
（４）次の文の中から，正しいものを１つ選びなさい。
ア．地球は24時間で１回転(360度)するため，経度差24度で１時間のずれ
が生じる。
イ．地球は24時間で１回転(360度)するため，経度差15度で１時間のずれ
が生じる。
ウ．地球は24時間で１回転(360度)するため，経度差360度で１時間のずれ
が生じる。
エ．地球は24時間で１回転(360度)するため，経度差60度で１時間のずれ
が生じる。
解答
（１）
１５
地球は24時間で西から東に向かって１回転(360度)するため，360(度)÷24(時間)＝15(度)で，経度差15度で１時間のずれが生じる。
（２）
標準
アメリカ合衆国やロシア連邦のように，国土が広い国では，国内に複数の標準時をもうけている。
時差
経度15度ごとに１時間のずれが生じる。このずれを「時差」というよ。
１５
15度で１時間だから，経度差が15度の何倍かを考えれば時差がわかる。
（３）
１３５
日本の標準時は東経135度と，おぼえてしまおう。
９
経度差÷15（度）＝時差（時間）だから，135÷15＝９時間だよ。
（４）
２
地球は24時間で西から東に向かって１回転(360度)するため，360(度)÷24(時間)＝15(度)で，経度差15度で１時間のずれが生じる。
解説
球体の地球では，各地で時間が異なる。地球は24時間で西から東に向かって１回転(360度)するため，360(度)÷24(時間)＝15(度)で，経度差15度で，１時間のずれが生じる。
また，各国では一定の経度を標準時として時刻を決めている。日本は東経135度を標準時とし，イギリスでは経度０度が標準時である。したがって，２国間の標準時の経度差は135度，135÷15＝９で，日本とイギリスの時差は９時間ということになる。
＊ ロシア連邦やアメリカ合衆国のように国土が広大な国では，国土をいくつかの
時間帯に分け，複数の標準時をもうけている。
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