今日のTLT学習 不要な物質の排出(中2理科)
問題
(1)
ブドウ糖や脂肪酸などが栄養分として使われると( )と水になるが,アミノ酸はこれ以外に, ( )を生じる。
ブドウ糖・脂肪酸・モノグリセリドは,( ),水素,酸素からなる化合物であるが,アミノ酸はこれ以外に( )をふくむ化合物である。
(2)
不用物として出された( )は,血液によって( )に運ばれ, はく息とともに排出される。
(3)
ブドウ糖の一部を貯蔵物質につくり変える,脂肪の消化をたすける液である( )をつくる,アンモニアを害の少ない( )に変える,などのはたらきをしている器官は( )である。
(4)
血液中の尿素などの不用物を水とともにこしとり,( )として排出するはたらきをしている器官は( )である。
じん臓は,血液中の水分や( )の調節も行っている。
不用物の一部は,皮膚から( )としても出され,これは( )調節にも役立っている。
解答
(1)
二酸化炭素
アンモニア
※アミノ酸は窒素もふくんでいるため。
炭素
窒素
(2)
二酸化炭素
肺
(3)
胆汁
尿素
肝臓
(4)
尿
腎臓
塩分
汗
体温
解説
ブドウ糖や脂肪(しぼう)酸・モノグリセリドは,炭素・水素・酸素からなる化合物なので,細胞の呼吸に使われると,分解して二酸化炭素と水になる。
タンパク質から生じるアミノ酸はそれ以外に窒素(ちっそ)をふくむため,細胞の呼吸に使われると,分解してアンモニアも生じる。
細胞の呼吸によって生じた二酸化炭素は,血液の血しょうにより肺に運ばれ,はく息とともに排出される。
小腸で栄養分を吸収した毛細血管は,集まって肝臓(かんぞう)に入る。肝臓はからだの中の化学工場ともよばれ,
◇ブドウ糖の一部を貯蔵物質(グリコーゲン)に変えたり,
◇脂肪の消化をたすける胆汁(たんじゅう)をつくったり,
◇有害な物質を無害な物質につくり変えたりしている。
細胞の呼吸により生じたアンモニアは,肝臓で無害な尿素(にょうそ)につくり変えられる。
じん臓は,腰の上側で対になっている器官で,動脈や静脈がつながっている。じん臓の内側には毛細血管が分布しており,動脈として流れ込んだ血液中の尿素(にょうそ)などの不用物や水分や塩分がこし取られ,ふたたび必要な水分や塩分などを吸収している。そして,再吸収されなかったものは輸尿管(ゆにょうかん)でぼうこうに運ばれ,尿として排出される。
※じん臓は,血液中の水分や塩分の調節も行っている。このほか不用物の一部は,皮膚から汗(あせ)としても出される。汗は体温の調節にも役立っている。
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