今日のTLT学習 動物の有性生殖(中3理科)
問題
(1)
多くの動物には雄と雌があり,雄の体内の精巣では( )が,雌の体内の( )では( )がつくられる。
精子と卵(卵細胞)は( )個の細胞で,それぞれの核が合体することを( )という。
(2)
受精した卵をa( )といい,細胞分裂をくり返してb( )になる。bは,さらに細胞分裂をくり返し,数をふやし,形やはたらきの違う細胞となり,体ができあがる。そして,成長により生殖可能な成体となる。
このようにaから成体までの過程のことをc( )という。
(3)
図は,カエルの卵(らん)が変化していくときのいろいろな段階を示している。
① アは何を表しているか。 ( )
② アは,雄,雌(めす)どちらのからだでつくられるか。 (雄/雌)
③ アがつくられるところを何というか。 ( )
④ アの核と卵の核が合体することを何というか。 ( )
⑤ ④が行われた後の卵を何というか。 ( )
⑥ a~eを変化の順にならべなさい。 ( → → → → )
⑦ ⑤は細胞分裂をくり返してたくさんの細胞のかたまりになる。これを何というか。( )
⑧ このように,雄と雌がかかわって子どもができるふえ方を何というか。 ( )生殖
解答
(1)
精子
卵巣
卵
※動物の場合は「卵」がふつうだが,卵細胞ともいう。
1
受精
受精卵
(2)
a.受精卵
b.胚
※受精卵が育って自分でえさをとるまでの子のこと。
c.発生
(3)
① 精子
② 雄
③ 精巣
④ 受精
⑤ 受精卵
⑥ d→c→a→b→e
⑦ 胚
⑧ 有性
※まず,卵に精子が合体し細胞分裂が起こる。細胞分裂をくり返しながら,カエルの幼生(おたまじゃくし)の形に近づいていく。
解説
多くの動物には雄と雌の区別があり,子孫をふやすために別々の役割をする。
雄の体内でその役割をするのは精巣(せいそう)で,この中で精子(せいし)がつくられる。雌の体内でその役割をするのは卵巣(らんそう)で,この中で卵(卵細胞)がつくられる。
雄がつくった精子と雌がつくった卵(卵細胞)は1個の細胞で,それぞれの核が合体することを受精(じゅせい)という。受精によってできた卵が受精卵で,この1個の受精卵が子の生命の始まりとなる。
受精卵は1個の細胞であり,細胞分裂をくり返して細胞の数をふやし,やがて胚(はい)になる。胚とは,受精卵が育って自分でえさをとるまでの間の子のことをいう。
胚は,さらに細胞分裂をくり返し,数をふやし,形やはたらきの違う細胞となり,体ができあがる。そして,成長により生殖可能な成体となる。
このように受精卵から成体までの過程のことを発生(はっせい)という。
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