今日のTLT学習 細胞分裂(中3理科)
問題
- 細胞分裂が観察できるのは,タマネギの( )の先端近くなど,成長が(さかんな/止まっている)「( )」とよばれる部分である。
- 細胞分裂を観察するとき,タマネギの根などをうすい( )に入れ60℃くらいにあたためる。これは,細胞を(こわす/ばらばらにする)ためである。
- 細胞分裂を観察するときに使う染色液としては,( )がよく使われる。染色液で染まるのは,( )の部分である。
- 細胞分裂のとき,核の中に現れるひも状のものは( )である。染色体は,細胞が( )するとき( )の中に現れ,染色液でよく染まる。
- 生物が成長するのは,細胞が( )して数がふえることと,ふえた小さな細胞が(大きく/小さく)なることによる。
解答
- 根 ※最先端より少し内側である。
さかんな
成長点 - 塩酸 ※酸性の溶液である。
ばらばらにする ※塩酸が細胞壁を分解することによる。こわしてしまっては観察できない。 - 酢酸カーミン溶液 又は 酢酸オルセイン溶液
※核の部分を赤く染めるためだよ。
核 - 染色体
分裂
核 - 分裂
大きく
解説
子が親に成長したり,植物の根や茎がのびるようなときには,1個の細胞が2個の細胞に分裂するという「細胞分裂」が見られる。
細胞分裂は根の先端近く(図のCの部分)など,成長がさかんな部分である「成長点」で観察できる。タマネギやソラマメの根などを利用し,朝早く採取するとよい。
細胞分裂の観察では,観察するものをうすい塩酸(えんさん)に入れ60℃ぐらいにあたためる。これは細胞分裂の状態をそのまま停止させ,細胞をばらばらにして観察しやすくするためである。そして,このあと水洗いしてかるくつぶし,染色してプレパラートをつくる。
細胞分裂の観察の染色液としては,細胞の観察のときと同じように,酢酸カーミン溶液または酢酸オルセイン溶液が用いられる。
※細胞の中の核や,核の中の染色体が赤く染まる。
細胞分裂を起こすとき,核の中にはひも状の染色体(せんしょくたい)とよばれるものが現れる。染色体は酢酸カーミン溶液などの染色液で赤く染まる。
※染色体は遺伝情報をふくんでいる。
生物の成長は,細胞分裂をして細胞の数がふえることと,ふえた細胞がふつうの大きさにまで大きくなることによる。このため,生物のからだが大きくなったり,根や茎をのばしたりできる。
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当記事は、TLTソフトに収録されている問題、解説の一部を加工し掲載したものです。
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