今日のTLT学習 だ液のはたらき(中2理科)
問題
(1)
だ液のはたらきを調べるには,
①デンプン溶液にだ液を加えたものと,
②デンプン溶液だけのもの
を用意して,40℃くらいに保つ。
このとき,①のデンプンは(変化する/変化しない),
②のデンプンは(変化する/変化しない)
という結果であれば,だ液のはたらきによってデンプンが変化したといえる。
(2)
だ液のはたらきを調べる実験で,デンプンが残っているかどうかは,( )で検出できる。残っていれば( )色になる。
(3)
だ液のはたらきを調べる実験で,デンプンが( )に変わったかどうかは,( )で調べられる。
解答
(1)
変化する
変化しない
(2)
ヨウ素液
青紫
※ヨウ素液では,デンプンがなくなることだけがわかる。
(3)
糖
ベネジクト液
解説
デンプンがだ液により消化され,変化するかどうかを調べるには,デンプン溶液にだ液を加えたものの変化だけでは確定できない。
なぜなら,だ液に関係なく,デンプン自身が変化するかもしれないからである。
このとき,デンプン溶液だけのものも用意し,同じ条件で変化しないことがわかれば,デンプンの変化がだ液のはたらきによるものであることが確定できる。
※このような実験方法を対照実験という。
対照実験では,調べる項目以外の条件はすべて同じにしておくことが原則。
うすいデンプン溶液にだ液を入れ,40℃くらいに保つと,デンプンが糖に変わる。このとき,デンプンが残っているかどうかは,ヨウ素液を加えて青紫色になるかどうかで確かめられる。
同じく、うすいデンプン溶液にだ液を入れ,40℃くらいに保つと,デンプンが糖に変わる。このとき,糖ができていることは,ベネジクト液を加えて熱すると,青色の液が赤かっ色に変わることから確かめられる。
※ベネジクト液は糖に還元され,赤かっ色の酸化銅(酸化第一銅)の沈殿を生じる。
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当記事は、TLTソフトに収録されている問題、解説の一部を加工し掲載したものです。
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